施工写真

CO2発生原単位の推移(生産過程まで)

●LCA(ライフサイクルアセスメント)に基づく評価
インテリアフロア工業会では、事業活動に伴って発生する環境負荷の低減を継続的に取り組んでいます。
その環境負荷は一面的にとらえるのではなく、総合的な視点から評価する手段としてLCAに基づく評価を行っています。
尚、評価の対象範囲は、原料採掘・輸送から床製品の製造までとして、加盟6社の集計値より算出しています。

※LCA(ライフサイクルアセスメント)
その素材や製品が、製造、使用、廃棄、さらにはリサイクルといったライフサイクルをおくる過程で、
どれほどの資源を消費し、どれほどの環境に影響を与えたかを総合的に分析・解析して評価する手法です。
この手法は、環境負荷を定量的に算定し、製品等に表示するカーボンフットプリントにも適用されています。

CO2発生原単位の推移
床製品の製造における代表的な環境負荷低減の取り組みは、次の通りです。
①再生利用の促進(施工端材・余材の回収利用、廃農ビなどの他業界からのリサイクル材活用)
②生産効率の促進
③エネルギー利用効率の促進
④ゼロエミッション化の促進

LCA(ライフサイクルアセスメント)に基づきCO2総発生量を算出し、床材総生産重量に割り戻したCO2発生原単位(t-CO2/t-年)の推移をグラフ1に示しました。床製造におけるCO2発生原単位については、2009年度までは減少傾向を示していますが、2009年度から微増傾向となりました。

グラフ1. 床製造におけるCO2発生原単位と生産重量の推移

グラフ1. 床製造におけるCO2発生原単位と生産重量の推移


また、純粋な活動成果を評価する目的で、2003年度 購入電力のCO2排出原単位にてシミュレーションを行い、その結果をグラフ2に示しました。購入電力のCO2の排出原単位は大きな増加傾向を示していますが、床製造におけるCO2発生原単位は一定水準を維持する結果となりました。

グラフ2. 床製造におけるCO2発生原単位と購入電力のCO2排出原単位の推移

グラフ2. 床製造におけるCO2発生原単位と購入電力のCO2排出原単位の推移


このことから、2015年度 床製造におけるCO2発生原単位は微増傾向にありますが、これは購入電力のCO2排出原単位増加による影響が考えられるため、床製造における環境負荷低減については、維持されているものと考えます。

※ 購入電力のCO2排出原単位の引用元:「電気事業における環境行動計画」(電気事業連合会)
※ その他投入エネルギーのCO2排出原単位とNOx排出係数の引用元:環境活動プログラム記入表4
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