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ビニル系床材の汚染対策

 ビニル系床材は、ある種の材料または製品によって汚染される場合があります。一度汚染されてしまうと、クリーニングを行っても汚れを取り除くことができない場合も多くありますので、施工および使用中において適切なメンテナンスや予防などの対策が必要となります。実際に生じた汚染の事例から、そこで観察された現象に応じ、その原因(要因)と対策について記述しました。

●ビニル系床材の汚染事例およびその原因と対策

  汚染の種類/表面からの汚染
ゴム 染料等・着色物 粘着テープ



椅子や脚立等の足に使用されているキャップやキャスター、またはマット類の裏面等がゴムやラテックスの場合、その含有成分(プロセスオイル、老化防止剤)が床材表面に付着・浸透することによって汚染されることがあります。 染料を含む物質(インキ、薬品、毛染め剤、チョークリールの粉)が床材表面に接触すると、成分が付着・浸透し汚染されることがあります。 製品を止める目的や、床材を養生させる時に使用する粘着テープ(ガムテープ、布テープ)によって、汚染されることがあります。
汚染されると除去することが出来ないので、事前の予防対策として、床材に汚染物質が接触しないよう、間に当て板等を挟むか、非汚染性ゴムまたはゴム以外の材質(ウレタン等)のものを使用して下さい。(汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。) 床材表面に接触した物質を速やかに除去して下さい。早期の場合には軽微な汚染で済みますが、長期間放置すると汚染部分を除去することが不可能となります。(除去が不可能な場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。) ゴム系粘着材を使用したテープは、床材を汚染される可能性があります。汚染しないことが確認されているテープを使用して下さい。(詳しくは各メーカーにお問い合わせ下さい)(汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。)
  汚染の種類/下地からの汚染 両方からの汚染
防腐剤・防蟻剤 着色物 カビ




 
下地に防腐剤・防蟻剤が塗布されている場合、その成分が移行し、床材を汚染させることがあります。 施工の際使用した朱墨の染料、または着色用スプレーやマジックインキ等が付着した下地の場合、それらの成分が移行し、床材が汚染されることがあります。 結露し易い場所、湿気の多い場所、または湿気のある物が置かれた場合、床材表面や下地にカビが繁殖し、そのカビによって汚染されることがあります。
下地に付着した着色物を完全に取り除く必要があります。(汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。) 下地に付着した着色物を完全に取り除く必要があります。(汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。)※朱墨の使用は避けて下さい。 カビの菌糸が発育し易い環境(温度・湿度・栄養分)を作らないためにも換気をよくし、湿気のある物を床材の上に置かない対策が必要です。(汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。張りかえる際は、カビの菌糸を除去するなど下地にカビが残らない措置を施し、十分に乾燥させてから施工してください。)

《最近このような変色・汚染が増えています》

  汚染の種類/下地からの汚染
配管用・接着剤
変色に至る経緯

接着剤

配管接合に塗布

余剰分が垂れる

下地上に付着
硬質塩ビ配管用接着剤が付着した下地に床材を施工すると、接着剤中の成分が移行し、汚染が発生することがあります。
下地に付着物があった場合、付着物を除去してから施工してください。(汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。)

《最近このような変色・汚染が増えています》

  汚染の種類/下地からの汚染
ピンキングまたは黄変 鉄さび
 
酸性ガス(NOx,SOx),暗所,アルカリ性雰囲気,高温多湿環境などの条件下で発生する可能性があることが知られておりますが、詳細な原因は解明されておりません。同じ施工現場内であっても、変色が発生する箇所としない箇所が現れる場合もあります。これは、下地のアルカリ度、照度,換気の度合等の差により起こるものと考えられています。 鉄は酸化して錆ます。
床材の上に鉄製の物や錆びた鉄を放置しますと錆が床材に付着し、茶褐色に汚染することがあります。
上記の発生条件が揃わないように注意し、発生条件が揃いやすい地下の厨房、トイレ等では、暗色系の床材を選定することも対策の一つです。 汚染箇所は錆落とし剤等である程度は除去することができますが、事前の予防対策として、床材に鉄が接触しないようにプラスチック系の板または容器を下敷きとして使用してください。
汚染した場合は、汚染部分の床材を張りかえる以外方法はありません。
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